トウガン出荷最盛期へ 浜松市南区で目ぞろい会

 JAとぴあ浜松は13日、浜松市南区小沢渡町の小沢渡集荷場などで、ウリ科の夏野菜「トウガン」の目ぞろい会を開いた。出荷の最盛期に向け、生産者やJA職員、市場関係者ら計約50人が大きさや形、色、傷など、規格を確認した。

トウガンの出荷規格を確認する生産者ら=浜松市南区小沢渡町の小沢渡集荷場
トウガンの出荷規格を確認する生産者ら=浜松市南区小沢渡町の小沢渡集荷場

 トウガンはつやのある濃い緑色とみずみずしさが特徴で、ビタミンを豊富に含み、サラダや炒め物など多彩な料理に使われる。同市南部は県内最大級の産地。この日は長さ30センチ前後、重さ3.5~4キロクラスを中心に、出荷基準をチェックした。
 出荷のピークは今月下旬から7月上旬頃で、多くの生産者が8月末までに収穫を終える見通し。ここまでの生育は順調で、梅雨の天候にもよるが、市内全体では例年並みの約520トンの生産を見込む。

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