運転手目線で危険予測 映像使い交通安全講習 焼津

 焼津市大覚寺の市総合福祉会館で13日、市ファミリー・サポート・センターの会員を対象にした交通安全講習会が開かれた。受講生は映像を利用した危険予測トレーニングを体験し、県交通安全協会焼津地区支部の交通安全指導員の解説を受けながら、危険の回避法について学んだ。

危険予測トレーニングを体験する受講生たち=焼津市大覚寺の市総合福祉会館
危険予測トレーニングを体験する受講生たち=焼津市大覚寺の市総合福祉会館

 危険予測トレーニングは、運転席からの目線で道路を走行する映像を見ながら、危険なポイントを発見すると、手元のボタンを押して指摘する仕組み。指導員は受講生が指摘した危険ポイントについて、映像を見返しながら解説した。
 指導員による講話も行われた。子どもの飛び出しについて取り上げ、事故を防ぐために、「横断歩道の前で止まることを子どもの習慣にしてほしい」と呼びかけた。さらにはドライバー側の対策として「(歩いている)子どもと間隔を空けて、動きに注意しながらスピードを落としてほしい」と対策を示した。
 (焼津支局・福田雄一)

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