笑顔で接客 定期市お手伝い 10月バザー出店へ 富士宮・大宮小生体験

 富士宮市の大宮小6年生66人は16日、地元の駅前通り商店街振興組合による定期市「十六市」で出店者の販売を手伝った。10月の十六市のバザー出店に向けて児童は接客の流れを体感した。

商品を手渡す児童=富士宮市中央町
商品を手渡す児童=富士宮市中央町

 児童は数人単位で出店ブースに分かれ、店主から商品の提供やお金の受け渡し方法を教わった。客から受け取った現金を声に出して数え、釣り銭を正確に計算した。「お箸や袋は要りますか」と笑顔で訪ねるなど、丁寧な接客を心がけた。児童による看板商品のアピール合戦が各所で発生し、威勢のよい声が商店街に響いた。
 総合学習の一環で10月にバザーを開き、収益は慈善団体に寄付する予定。荒舘結花さん(11)は「初めは緊張したけれどお客さんと楽しく話せた。(出店時は)もっと丁寧に接客ができるようにしたい」と話した。

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