走り方 一流選手に学ぶ 台湾代表、静岡・清沢小で教室

 静岡市葵区の清沢小で16日、市内で合宿中の台湾陸上代表6選手による走り方教室が開かれた。17日に行われる体力テストを前に、全校児童がトップアスリートから極意を学んだ。

台湾代表選手から指導を受ける児童=静岡市葵区の清沢小
台湾代表選手から指導を受ける児童=静岡市葵区の清沢小

 児童15人が選手と教員の競走で一流選手のスピードを体感した後、2グループに分かれて指導を受けた。手を前後に大きく振り、かかとは地面につけないなどのポイントを反復して練習。最後は全員で鬼ごっこをして交流を深めた。6年の須川明菜さん(11)は「体力テストでは教わったことを生かして速く走りたい」と笑顔を見せた。
 指導した2018年のアジア大会男子200メートル銀メダリストの楊俊瀚選手は自身も台湾の小規模校出身だといい、「小さな学校でも明るく活発な子どもたちに安心し、懐かしく感じた」と話した。

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