ブレス浜松の3選手 土のう設置に汗 中田島砂丘の保全、遠鉄建設と協力

 バレーボールVリーグ女子2部のブレス浜松は17日、遠鉄建設(浜松市中区)と協力して南区の中田島砂丘で、砂浜の浸食を防ぐための土のうを設置する作業に取り組んだ。

土のうの設置作業に取り組んだ浅野選手(左)、大谷選手(中央)、丸山選手=浜松市南区の中田島砂丘
土のうの設置作業に取り組んだ浅野選手(左)、大谷選手(中央)、丸山選手=浜松市南区の中田島砂丘

 ブレス浜松の浅野奈菜選手(25)、丸山莉佳選手(24)、大谷瑞季選手(24)が参加。遠鉄建設社員に加え、同社の安全衛生協力会に所属する地元建設会社の社員らも協力し、約160人で作業に汗を流した。炎天下の中、約50メートルの区間に砂を詰めた紙製の袋を3段ほど積み上げた。
 遠鉄建設は社会活動の一環として砂浜回復事業を10年以上続けている。今回はパートナー企業である同社にブレス浜松が賛同して初めて合同で実施した。
 ブレス浜松の3選手は「地元の人と触れ合いながら海の環境を守れて良かった」と口をそろえ、遠鉄建設の平野昌利社長(56)は「例年より参加者が笑顔で、活気よく作業を進めることができた」と話した。

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