インドネシア学生と交流 浜松・芳川北小児童 気候や料理学ぶ

 浜松インドネシア友好協会の招待で来日しているインドネシア・バンドン市の大学生ナフィラ・ラーマニーさん(20)が19日、浜松市南区の芳川北小を訪問した。3年生と5年生の児童に同国の気候や食べ物を紹介し、交流を深めた。

インドネシアについて紹介するナフィラさん=浜松市南区の芳川北小
インドネシアについて紹介するナフィラさん=浜松市南区の芳川北小

 3年のクラスでは、同国には日本のような四季はなく、雨期と乾期で気候が変わると説明した。焼き飯料理「ナシゴレン」などを紹介したほか、ナフィラさんが住んでいるバンドンについては「オランダ風の建物が多く、涼しくて私はとても好き」と話した。
 3年の鈴木莉央さん(8)は「季節が日本と違っていて、面白い。インドネシアに行ってみたくなった」と笑顔を見せた。
 学校訪問は、同協会などが主催する日本語スピーチコンテストの優勝者を日本に招く事業の一環。浜松地域は、自動車や楽器関連の製造業が進出するなど同国とのつながりが深い。日本語を学ぶ学生に日本人と話すきっかけを作りたいとの狙いで、2013年から実施している。コロナ禍の影響で、今回は4年ぶりの開催。

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