数十年に一度 「アガベ」が開花 はままつフラワーパークで見頃
浜松市西区のはままつフラワーパークで、数十年に一度花を咲かせるリュウゼツラン科の多肉植物「アガベ」が開花し、見頃を迎えている。
アガベはメキシコ原産で、「吉祥天」と呼ばれる品種が大温室の出口付近で花を咲かせている。放射状に広がった葉の中央から茎が伸びる。茎は先月から急速に成長し、現在は高さ約3・5メートル。長さ10センチほどの黄色い花がかたまって咲いている。
同園のアガベは2002年に温室を建て替えた際に植栽され、近年開花する傾向にあるという。同園によると、花が見られるのは今月下旬ごろまでの見込み。