泳ぎ、走り、食べて 用宗・広野を満喫 9月に「しずまえトライアスロン」

 9月17日に静岡市駿河区の用宗海岸や広野海岸公園を舞台に開催予定のトライアスロン大会「しずまえトライアスロン」(同実行委主催)への参加受け付けがこのほど、始まった。用宗・広野エリアの活性化を目指して新型コロナ禍前の2018年から準備を始め、21年に初開催にこぎ着けた同大会。制限が明けた今年は広野町内会との連携で選手らに地元グルメを振る舞うなどのおもてなしで盛大に出迎える。

しずまえトライアスロン開催をPRする実行委メンバー=静岡市駿河区
しずまえトライアスロン開催をPRする実行委メンバー=静岡市駿河区

 コースは用宗海水浴場を出発して750メートル泳いだ後、自転車で海岸沿いや桃畑を計20キロ周回し、5キロのランニングでゴールの広野海岸公園を目指す。「日本一優しい大会」を目指し、各種目の距離は五輪競技の半分に短くした。過去2大会は10~80代の選手が県内外から参加した。
 地元経営者有志や町内会でつくる実行委の金谷太一委員長は「これまでは自然豊かで風光明媚(めいび)な地域の魅力を伝え切れていなかった。地域と一丸になって大会を盛り上げ、交流人口を増やしていきたい」と意気込む。
 3回目の今年は小学1~6年を対象に、楽しみながら1キロを走る「ファンラン企画」も初めて開く。大会への参加申し込みは7月31日まで、同大会ホームページ内の専用フォームから行える。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞