磐田の野菜、幸えび おいしく 富士見小で「ふるさと給食」

 地元食材を使った給食を楽しむ県の「ふるさと給食週間」に合わせ、磐田市富士見町の富士見小で21日、市内で陸上養殖されているバナメイエビ「幸(ゆき)えび」などを取り入れた給食が振る舞われた。児童ら約600人は、メニューを味わいながら地元の食文化に親しんだ。

幸えびを使った給食を味わう児童=磐田市富士見町の富士見小(写真の一部を加工しています)
幸えびを使った給食を味わう児童=磐田市富士見町の富士見小(写真の一部を加工しています)

 献立は幸えびの唐揚げや磐田産のいちごジャム、タマネギやトマト、黄色パプリカなどをふんだんに使ったフランスの郷土料理「ラタトゥイユ」など。子どもたちは次々と口に運んで地元の味を堪能したほか、おかわりを求める姿も多かった。6年甲賀陽なのさん(12)は「もともとエビは嫌いだったけれど、幸エビはパリパリした食感でおいしかった」と笑顔をみせた。
 配膳後には給食委員会の児童が、幸えびに関するオリジナルクイズを校内放送で出題した。

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