サイバーセキュリティの仕事学ぶ 浜松湖北高佐久間分校

 浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校で21日、1年生を対象としたキャリアセミナーが開かれた。生徒20人は、サイバーセキュリティー分野の仕事について学んだ。

サイバーセキュリティーの仕事を紹介する高橋さん=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校
サイバーセキュリティーの仕事を紹介する高橋さん=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校

 講師は、サイバーセキュリティーや情報システムの開発、運用などを手がける「ラック」(東京)の高橋怜子さん(40)が務めた。
 サイバーセキュリティーは、インターネット上の不正アクセスなどによる被害を防ぐ仕事で、活躍の幅が広がっている。スマホ決済による金銭被害の防止から鉄道、水道など生活インフラのシステムを守る業務まで職種はさまざま。
 高橋さんは、サイバーセキュリティー業界の特徴として、文系・理系出身に関係なく意欲次第で働けることや、専門性の高いスキルを習得できることなどを取り上げた。文系出身の高橋さんは「文系で活躍している人はいる。仕事の勉強はもちろん必要」と話した。
 セミナーの後半で、やりたい仕事が決まっていない生徒に「近い将来を考えてみて、自分が今できることをしてみてほしい」と助言した。

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