コロコロコミック×鉄工所 返礼品に児童溶接体験 沼津市「ふるさと納税」第2弾

 沼津市は22日、小学館の人気少年漫画雑誌「コロコロコミック」と連携したふるさと納税返礼品の第2弾として、影山鉄工所(同市西間門)での小学生向けの溶接体験を加えた。同日は地元小学生や頼重秀一市長が模擬体験。頼重市長は「ものづくりのまちとしての沼津をPRしたい」と寄付を呼びかけた。

溶接のデモ体験をする小学生(左)=沼津市西間門の影山鉄工所
溶接のデモ体験をする小学生(左)=沼津市西間門の影山鉄工所
返礼品のフォトフレームに溶接するコロコロコミックのロゴ(右)や、漫画(左)、認定証
返礼品のフォトフレームに溶接するコロコロコミックのロゴ(右)や、漫画(左)、認定証
溶接体験で完成させるコロコロコミックのロゴ入りフォトフレーム=沼津市西間門の影山鉄工所
溶接体験で完成させるコロコロコミックのロゴ入りフォトフレーム=沼津市西間門の影山鉄工所
溶接のデモ体験をする小学生(左)=沼津市西間門の影山鉄工所
返礼品のフォトフレームに溶接するコロコロコミックのロゴ(右)や、漫画(左)、認定証
溶接体験で完成させるコロコロコミックのロゴ入りフォトフレーム=沼津市西間門の影山鉄工所

 返礼品は「めざせ溶接マイスター!コロコロコミック×影山鉄工所」と名付け、寄付額は4万5千円。対象はおおむね10歳以上の親子だが、10歳未満も可。同鉄工所の体験施設「アイアンプラネットベースオブ沼津」で1時間、座学と溶接を体験する。
 同誌のロゴを刻んだプレートを金属製フォトフレームに溶接し、持ち帰ることができる。さらに同誌の連載漫画「でんぢゃらすじーさん」シリーズの作者曽山一寿さんが描き下ろした漫画や、「溶接の鉄人」と題した特製認定証も受け取れる。体験した岩田陽壱君(7)は「怖かったけれど楽しい。初めてでも作れてすごい」と笑顔を見せた。
 沼津市と同誌が共同企画した返礼品は2例目。同誌の小林浩一副編集長が、市から同鉄工所の紹介を受けて企画した。小林副編集長は「子ども向け雑誌の付録は一種の『ものづくり』で通じ合う部分がある。親子の体験の場を提供したい」と意義を語った。同鉄工所HR・ブランディング部の山本明弘課長は「子どもたちにものづくりを知ってもらう良い機会」と期待した。

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