プラ通じ環境問題学ぶ さなる幼稚園児 浜松・東区で体験学習

 浜松市西区のさなる幼稚園は24日、体験学習を東区のプラスチック製造・販売会社「中部日本プラスチック」で行った。園児や保護者ら16組がリサイクルや環境問題を楽しく学んだ。

うちわに思い思いに絵を描く園児ら=浜松市東区の中部日本プラスチック
うちわに思い思いに絵を描く園児ら=浜松市東区の中部日本プラスチック

 同社の担当者が工場を案内した。不良品などとして企業から廃棄されるプラスチックを原料に、リサイクルを行う仕組みを説明した。プラスチックが海に流れ出ると生物が誤食してしまうことや、国内では多くのプラスチックが燃やされて処分されていることを紹介した。「ごみを分別することでリサイクルの比率を高められる。水筒やマイバッグを使うことも大切」と呼びかけた。
 園児は、海岸沿いのプラスチックごみを再利用して作られたうちわをもらい、青い海やカメなどの絵を思い思いに描いた。鈴木凪君(5)は「うちわにリサイクルの絵を描いた。楽しかった」と話した。 

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