障害、年齢問わずスポーツを 「ウオーキングフットボール」体験 浜松市

 性別や年齢、障害の有無を問わず楽しめるスポーツの普及を考える「スポーツの未来づくりセミナー」(一般社団法人ASOBI主催、浜松市、市スポーツ協会後援)の第1回講座がこのほど、同市東区の浜松アリーナで開かれた。

誰もが楽しめる「まぜこぜウオーキングフットボール」を体験する参加者=浜松市東区の浜松アリーナ
誰もが楽しめる「まぜこぜウオーキングフットボール」を体験する参加者=浜松市東区の浜松アリーナ

 市内のスポーツ指導者や身体障害者ら約50人が参加した。講師を務めた日本障がい者サッカー連盟の松田薫二専務理事が、参加者に合わせてルールを柔軟に変えるサッカー「まぜこぜウオーキングフットボール」を提案し、全員で体験した。参加者は走ってはいけないというルールに困惑しながらも、声をかけ合いながら楽しんだ。
 ASOBIは、スポーツを通じた共生社会の実現を目指してセミナーなどを開催している。寺田美穂子代表理事は「パラスポーツに詳しくなく不安を感じる指導者も多いはず。実際に体験しながら学んでほしい」と話した。
 第2回は7月16日に開催予定。以降、来年2月まで毎月開く。参加無料で事前申し込み制。7月13日まで、同法人のホームページから受け付けている。

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