木になるバナナに興味津々 園児が収穫見学 浜松・新原幼稚園

 浜松市浜北区の新原幼稚園の年少園児5人が29日、近くの村松敏夫さん(65)方で栽培されているバナナの収穫を見学した。めったに見られないバナナの房を興味津々で眺めた。

バナナを笑顔で味わう園児=浜松市浜北区
バナナを笑顔で味わう園児=浜松市浜北区

 “木”から房になってぶら下がる約60本のバナナを村松さんが収穫する様子を真剣な面持ちで見つめた。採れたての緑色のバナナを触ると「固い」と驚いた。約2週間熟成させた食べ頃の実も味わった。山口咲希ちゃん(3)は「やわらかくて甘い」と笑顔を浮かべた。
 村松さん方は代々、柿を育てていたが、「栽培しがいのある作物に挑戦したい」という理由から、約4年前にバナナを育て始めた。村松さんは「バナナはほとんどが輸入品。貴重な体験になってくれれば」と話した。
 (浜松総局・北井寛人)

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