沼津・戸田で新たな祭り「Head for Heda」ライブや映画上映 地元中学生が案内看板作り

 沼津市戸田地区の団体や企業でつくる戸田フェス実行委は7月1日、新たな祭り「Head for Heda(ヘッドフォーヘダ)」を開く。御浜岬公園を中心とする5会場で、飲食や音楽ライブ、映画上映などを展開。地域資源の発信と地元愛の醸成を図る。

案内用の看板を装飾する生徒=沼津市の戸田小中一貫校
案内用の看板を装飾する生徒=沼津市の戸田小中一貫校

 実行委は戸田観光協会、市商工会戸田支所、まちづくり会社の合同会社レイバーで構成。宿泊施設タゴールハーバーホステルをはじめとする中心エリアと公園を、渡船組合による渡し船がつなぐ。公園では海の家がオープンし、10以上の市内の飲食店が出店する。映画上映、音楽ライブ、ヨガなどを体験できる。
 6月下旬には戸田小中一貫校8年生13人が、会場案内用の看板を装飾した。来場者へのメッセージや特産品のタカアシガニなどを描き込んだ。レイバーの鈴木智博代表は「戸田にはこれまで夜の縁日があまりなかった。祭りを通じて、若者にも地元の良さを発見してほしい」と話した。
 公園は入場料1000円(戸田在住者と中学生以下は無料)。雨天時は一部イベントを中止する。
 (東部総局・菊地真生)

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