生き物好きの2人 独自の表現で描く 静岡・葵区で絵画展

 静岡市のイラストレーター大島信行さん(55)と焼津市の会社員萩原良一さん(30)による「二人展」が2日まで、静岡市葵区本通のギャラリー樹で開かれている。生き物好きの2人が初めてコラボし、動物や爬虫(はちゅう)類、恐竜などを独自の表現で描いた絵画約30点が来場者を楽しませている。

独自の表現で描いた生き物が並ぶ「二人展」=静岡市葵区のギャラリー樹
独自の表現で描いた生き物が並ぶ「二人展」=静岡市葵区のギャラリー樹

 大島さんは色鉛筆やパステル、ポスターカラーで複数の動物を寄せ集めるように描いたコラージュ作品などを出展した。球場を背景にニホンノウサギやトラ、ツバメ、イヌワシ、キタキツネ、ハイタカなどで構成したコラージュ作品は、プロ野球の各球団マスコットの動物をモチーフに精緻に表現した。
 萩原さんはピューマやネコ、ジャガーのほか、ヒゲワシ、フクロウなどを日本画風のタッチの水彩画で表現した。稲妻がとどろく漆黒の闇を背景に恐竜を描いた作品は、神様が宿った神聖な恐竜をイメージしたという。

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