絵の具で自由に色塗って 絵本作家よこたさん 磐田で工作体験会

 磐田市見付の市立中央図書館で1日、市内在住の絵本作家よこただいすけさん(50)の原画展に合わせ、段ボール工作のワークショップが開かれた。市内の幼児や小学生約30人が、よこたさんの手ほどきを受けながら巨大なネコのアートを作り上げた。

よこたさん(中央)と一緒に段ボールに色づけする子どもたち=磐田市見付の市立中央図書館
よこたさん(中央)と一緒に段ボールに色づけする子どもたち=磐田市見付の市立中央図書館
子どもたちが作り上げた巨大なネコの作品=磐田市見付の市立中央図書館
子どもたちが作り上げた巨大なネコの作品=磐田市見付の市立中央図書館
よこたさん(中央)と一緒に段ボールに色づけする子どもたち=磐田市見付の市立中央図書館
子どもたちが作り上げた巨大なネコの作品=磐田市見付の市立中央図書館

 よこたさんは、アクリル絵の具で色付けした段ボールを数層重ね、動物や人物を立体的に表現する作品にも取り組んでいる。子どもたちは段ボールに思い思いの色の絵の具を塗り重ねたり、クレヨンや足跡などで模様を付けたりして制作を楽しんだ。胴体や頭、尻尾の各パーツを立体的にくっつけ、高さ2メートル、幅3メートルを超える大作を完成させた。
 市立向笠小1年の田口寛斗君(6)は「筆でいっぱい色を塗ったり、爪でひっかいて模様にしたりするのが楽しかった」と話した。
 原画展は9日まで。よこたさんの絵本「私はネコが嫌いだ。」「ニャンコどこいった?」の原画など約50点が並ぶ。期間中、子どもたちの作品も展示する。月曜休館。
 よこたさんは動物を題材にした絵本や、ベネッセコーポレーションのキャラクター「しまじろう」のイラストなどを手がけている。コロナ禍を機に、都内から磐田市に移住した。
(磐田支局・八木敬介)

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