藤井棋聖と佐々木七段が抱負 将棋棋聖戦 沼津で前夜祭

 将棋の第94期棋聖戦第3局の前夜祭が2日、沼津市内で開かれた。ファン約120人に対し、4連覇を目指す藤井聡太棋聖(20)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将=とタイトル初挑戦の佐々木大地七段(28)が3日の対局へ抱負を語った。

対局を前に抱負を語った藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段=2日夜、沼津市内
対局を前に抱負を語った藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(左から2人目)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(左から2人目)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(右)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(右)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内
対局を前に抱負を語った藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(左から2人目)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内
藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(右)に花束を手渡した沼津市立高の生徒=2日夜、沼津市内

 第3局の会場は沼津御用邸記念公園東付属邸。2021年の棋聖戦以来、2年ぶりに同市を訪れた藤井棋聖は「天気に恵まれ、園内を見て改めて素晴らしい対局の場と思った。市制100周年の節目にふさわしい対局にしたい」と誓った。佐々木七段は「地元一体で盛り上げていただいていると感じる。ヤマ場の第3局でいい結果を出したい」と意気込んだ。
 頼重秀一市長は「棋聖戦に向けて、“勝負メシ”の市民公募やグッズ製作などを実施した。市を挙げて大いに盛り上げたい」とあいさつ。グッズのデザインに採用された書を手がけた沼津市立高の生徒が藤井棋聖と佐々木七段に花束を手渡し、激励した。
 棋聖戦第2局は藤井棋聖の優勢で終盤戦を迎えたが、佐々木七段が必殺の一手で形勢を逆転し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

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