全国の紙芝居師 沼津に集結 プロアマ45組 腕競う

 全国各地から紙芝居師が集う「ニッポン全国街頭紙芝居大会INぬまづ」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が2日、沼津市の沼津仲見世商店街や新仲見世商店街などで開かれた。10回目を記念して集結した歴代の大賞受賞者を含むプロアマ45組の紙芝居師が、軽やかな語り口で観客を楽しませた。

軽やかな語り口で紙芝居を披露する紙芝居師=沼津市の沼津仲見世商店街
軽やかな語り口で紙芝居を披露する紙芝居師=沼津市の沼津仲見世商店街

 沼津駅南口のイーラde前から新仲見世商店街の間に7会場を設置した。紙芝居師は拍子木などの鳴り物や小道具を使って民話やオリジナル作品を表現。ダンスなども織り交ぜて観客を沸かせた。子どもたちが競う「紙芝居甲子園」も行われ、小学6年の長谷川葉太郎さん(埼玉県)が大賞を受けた。
 三ツ沢グッチ実行委員長は「天候に恵まれた。紙芝居の楽しさを多くの人に知ってもらえた」と話した。
 観客投票で決めるプロ部門の大賞は「たっちゃん」(愛知県)が選ばれた。
 (東部総局・山本萌絵佳)

 

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