「焼津レトロ」発信2年目 まだ見ぬ“昭和”発見へフォトコン 商店街散策のきっかけに

 「昭和レトロ」をキーワードに焼津市内商店街の魅力をSNSで発信する取り組みが2年目を迎えた。メンバーが撮影した写真は300枚余り。公式インスタグラムのフォロワー数も2千人を超え、ファンも定着してきた。本年度は商店街を散策するきっかけ作りにと8月からフォトコンテストを行う。

フォトコンテストをアピールする水野さん=焼津市栄町のプレイボールカフェ
フォトコンテストをアピールする水野さん=焼津市栄町のプレイボールカフェ
「焼津レトロ商店街」のインスタグラム公式アカウントのページ
「焼津レトロ商店街」のインスタグラム公式アカウントのページ
フォトコンテストをアピールする水野さん=焼津市栄町のプレイボールカフェ
「焼津レトロ商店街」のインスタグラム公式アカウントのページ

 取り組みに参加するのは市地域おこし協力隊の鈴木銀次郎さん、株式会社ナインの水野優子さん。昨年春に「焼津レトロ商店街」と題したアカウントをインスタグラムやフェイスブックなどに開設し、昔懐かしい風景や看板、雑貨といった情報を写真や動画で発信している。
 2年目は商店街にもっと多くの人に足を運んでもらいたいという思いから、1カ月にわたる参加型のフォトコンテストを企画した。対象エリアはJR焼津駅周辺の西町通り、駅前通り、昭和通り、神武通りの各商店街。商店街以外でも可とする。インスタグラムの公式アカウントをフォローし、「焼津レトロフォトコン2023」に加え、エリア別の部門名を記したタグを付けて投稿する。応募期間は8月1日から31日まで。
 水野さんは「自分たちがまだまだ知らない焼津の宝を掘り起こしてほしい」と狙いを語る。さらに、写真撮影をきっかけに店主との会話が生まれ、「コミュニケーションの輪が商店街を中心に広がっていけば」と期待する。

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