浜松・佐久間研究 住民に紹介 中学生が交流 助言、感想もらう

 浜松市天竜区佐久間町の佐久間中は4日、生徒と地元住民の交流会を開いた。1~3年生全20人は、授業の一環で取り組んでいる地域を題材とした研究の進捗(しんちょく)状況を発表し、地元住民から感想やアドバイスをもらった。

地元住民に研究内容を紹介する生徒=浜松市天竜区佐久間町の佐久間中
地元住民に研究内容を紹介する生徒=浜松市天竜区佐久間町の佐久間中

 同町の学校関係者や観光、産業の関係者ら15人が参加した。3年の村田いち花さんは、佐久間の魅力を伝えるパンフレットの一部を披露した。天竜区観光協会佐久間支部の坂井昭彦支部長は、地域の観光に詳しい人を紹介し、「ぜひ作ってほしい。置いてくれる店はあると思う」と応援した。
 2年の遠藤蒼依(あおい)さんは、佐久間の川を研究テーマに選んだ。川のごみを使ったアート作品の制作を検討している。佐久間森林組合の大石幸弘代表理事組合長は「いいテーマだと思うので、研究の焦点をさらに絞ってみてほしい」と助言した。他の出席者は「川の石を使ったペイントアートもいいかもしれない」と提案した。

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