浜松市消防局 救助技術で上位 市長に県大会結果報告 全国など出場へ

 6月に静岡市内で行われた第51回県消防救助技術大会で上位の成績を収め、全国大会や関東大会への出場を決めた浜松市消防局の職員たちが4日、市役所で中野祐介市長に大会結果を報告した。

中野市長(手前左)に大会の結果を報告する(奥左から)池谷さん、伊藤さん、金子さん、恒川さん=浜松市役所
中野市長(手前左)に大会の結果を報告する(奥左から)池谷さん、伊藤さん、金子さん、恒川さん=浜松市役所

 東消防署特別救助隊の池谷将徳さん(30)、伊藤良起さん(26)、金子大希さん(24)は陸上の部で、煙の充満したトンネル内で空気呼吸器を背負って要救助者を助け出す「ほふく救出」の種目で1位になった。8月25日、札幌市で開催される「全国消防救助技術大会」に出場する。
 西消防署の西救助隊の恒川大輝さん(29)は水上の部でシュノーケル、フィンなどを装着して水中に取り残された人を助ける「複合検索」で2位。13日に茨城県ひたちなか市で開かれる「消防救助技術関東地区指導会」で救助技術を競う。
 4人は中野市長から「いい成果を出すことは市民の安全安心につながる。頑張って」と激励を受けた。
 (浜松総局・松浦直希)

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