アジアからパリ五輪へ 2大会の日本代表 陸上、スズキAC5人が決意

 陸上のアジア選手権(12日開幕、バンコク)や杭州アジア大会(9月開幕、中国)の日本代表に選出されたスズキACの選手5人が5日、浜松市の同社で取材に応じ、大会への意気込みを語った。女子やり投げで日本選手権を5年ぶりに制した斉藤真理菜は「アジア選手権で世界選手権の参加標準記録63メートル80を突破し、アジア大会は来年のパリ五輪につなげたい」と決意をにじませた。

陸上のアジア選手権、アジア大会に向け意気込みを語ったスズキACの(前列左から)山崎、斉藤、(後列左から)伊藤、川元、新井=浜松市の同社
陸上のアジア選手権、アジア大会に向け意気込みを語ったスズキACの(前列左から)山崎、斉藤、(後列左から)伊藤、川元、新井=浜松市の同社

 その他の選手は男子800メートルの川元奨、男子三段跳びの伊藤陸、男子やり投げの新井涼平、女子七種競技の山崎有紀。アジア選手権は代表78人のうち所属別で最多の5人が選ばれ、川元、斉藤、山崎の3人はアジア大会にも出場する。
 2大会はパリ五輪の参加標準記録、ワールドランキングの対象期間に当たり、山崎は「パリに向け重要な大会。しっかり準備して自己新記録を出したい」と気を引き締めた。川元も「優勝と(自身の)日本記録更新を狙っていく」と力強く語った。
 (山本一真)

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