アニメ話題に会話弾む 富士宮・星陵中高生と上海の訪問団 再会誓う生徒も

 富士宮市の星陵中・高の生徒26人は6日、中国上海市の生徒21人を同校に招き、互いの文化や流行を紹介し合って親睦を深めた。

再会を誓う生徒たち=富士宮市の星陵中・高
再会を誓う生徒たち=富士宮市の星陵中・高

 生徒たちは5人ほどのグループに分かれて両国の文化を紹介し合った。訪日団の生徒は日本語を勉強中といい、星陵の生徒はやさしい言葉を選んで会話し初対面の距離を縮めた。上海市でも放送されている日本のアニメが多くのグループで話題になり、お気に入りの場面を語り合うなど盛り上がった。
 校内を散策して学校生活の違いを探した。訪日団の陳厳弘君(16)は野球部の写真を見て「(日本で盛んな)野球を一度体験してみたい」と話し、陸微さん(14)は「日本の学校に留学したい」と目を輝かせた。
 別れ際に連絡先を交換して再会を誓う姿も見られた。星陵高2年の嶋村美燿さん(16)は「次は中国の文化を学んで話題にしたい」と話した。
 交流は県日中友好協会の提案で実現した。訪日団は県西部や関西を視察して10日に帰国する。

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