通いやすい学校とは? 浜松湖北高佐久間分校 社会人とヒント探る

 浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校は7日、生徒にとって通いやすい学校のあり方を考える講座を開いた。講師として同町に関心がある社会人を招き、学校や組織の活性化につながるヒントを探った。

グループで意見を交わす参加者=浜松市天竜区佐久間町
グループで意見を交わす参加者=浜松市天竜区佐久間町


 佐久間ダム(同町)や地域の自然を生かしたワーケーションの普及事業に参加する県内外の社会人25人と1~3年生60人がグループごとに分かれ、意見を交わした。
 グループディスカッションでは、校則の変化を求める意見が主に挙がった。3年の大橋煌弥[こうや]さん(17)は制服で毎日通っていることを取り上げ、「私服で通える学校もある。数日だけ私服で通える日をつくってもいいと思う」と意見を述べた。会社員伊藤康隆さん(40)は社会人経験を踏まえた上で、「(生徒や会社員が)組織で選択肢を持てる仕組みは必要」と伝えた。

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