熱海の海水浴場 楽しんで 一斉海開き 安全も祈願

 熱海市の熱海サンビーチ、長浜、網代温泉の3海水浴場が8日、一斉に海開きした。開設期間は8月27日までの51日間。新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行してから初の海水浴シーズンを迎え、関係者は海水浴場の安全と盛況を願った。

海水浴場の安全と盛況を祈願する関係者=熱海市の熱海サンビーチ
海水浴場の安全と盛況を祈願する関係者=熱海市の熱海サンビーチ


 熱海サンビーチでは市観光協会の安全祈願祭を行い、約50人が神事に参列した。同ビーチでは昨年まで、コロナ対策の一環で人工知能(AI)搭載カメラで混雑状況をチェックしていたが、今年はコロナ禍以前の態勢で行楽客を迎える。
 中島幹雄会長はコロナ禍や土石流災害などに見舞われた過去3年間を振り返り、「これまで多くの皆さんが我慢してきた。今年は準備万端整えてお迎えできる。多くのお客さまに楽しんでほしい」と話した。
 同ビーチでは15日から海上に浮かぶ大型アスレチック遊具「ウオーターパーク」を開設する。長浜海水浴場でも同日から飲食コーナーなどの営業が始まる。
 (熱海支局・豊竹喬)

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