猫森さん デジタル作品並ぶ 静岡でNFTアート展
非代替性トークン(NFT)の技術を利用したデジタル作品を集めたアート展「ライブ・ライク・ア・キャット~猫のように生きる」(静岡新聞社・静岡放送、むらかみかいぞく主催)が8日、静岡市葵区鷹匠のコワーキングスペース「=ODEN(イコールオデン)」で始まった。17日まで。入場無料。
NFTアートは複製不可能なデジタル資産として近年注目されている。会場には、デザイナーの猫森うむ子さんが描いた22匹の猫のキャラクターのパネルを展示。猫のように、自由気ままに生きることをテーマにした。
「まねき」や「むすび」などのポーズを取ったパネルのほか、会場内のQRコードをスマートフォンなどで読み取ることでAR(拡張現実)の限定動画や画像も楽しめる。来場者は特典として、猫森さんが描き下ろしたオリジナルデザインの「LINE(ライン)NFT」を無料で取得できる。
猫森さんのNFTアートを所有している根本陽介さん(36)=東京都=は「普段はデジタルで見ているキャラクターがリアルで見られてうれしい」と話した。
(社会部・薬袋貴信)