磯村さん「燦々ぬまづ大使」念願の就任 寛平さんと「かいーの」披露 沼津市制100周年記念

 沼津市のキラメッセぬまづで3日間開かれた市制100周年記念イベント。最終日の9日は、沼津市出身の俳優磯村勇斗さんらを任命した市のPR大使「燦々(さんさん)ぬまづ大使」の認証式が開かれた。磯村さんは、同じく大使に就任したタレントの間寛平さんと、間さんのギャグ「かいーの」を一緒に披露。大使としての凱旋(がいせん)に市民の大歓迎を受けた。

間寛平さん(手前右)と「かいーの」のギャグを披露する磯村勇斗さん(手前左)。左端は頼重秀一市長、右端は藤木由貴さん=沼津市のキラメッセぬまづ(東部総局・田中秀樹)
間寛平さん(手前右)と「かいーの」のギャグを披露する磯村勇斗さん(手前左)。左端は頼重秀一市長、右端は藤木由貴さん=沼津市のキラメッセぬまづ(東部総局・田中秀樹)

 ドラマや映画で活躍中の磯村さんは「5年くらい前から燦々ぬまづ大使になりたいと思っていた。できる限りのことを大使としてやっていきたい」と念願の就任だったと明かした。
 間さんは2021年から沼津市で開催している「寛平アメマナイトマラソン」の発起人を務める縁で就任した。舞台上で「磯村さんにマラソンのスターターを」とお願いすると、磯村さんは快諾。あまりの即答に心配した間さんは「(証人になってしまう)お客さんの前やで」と声を張り上げ、笑わせた。
 沼津グルメの話も広がった。市中心部で育った磯村さんは「たくさんあって困る」と言いつつも、中央亭(添地町)のギョーザやボルカノ(大手町)のスパゲッティを〝イチ推し〟に。間さんは山正(平町)の海鮮メニューを挙げ、2人と同時に3期目の大使となった同市出身のモデル藤木由貴さんは「お土産には必ず『のっぽパン』を買っていく」と明かした。
 ステージ上で行われた取材では「沼津の好きな場所は?」と質問した本紙記者に間さんが「それだけ?」と痛烈な突っ込み。それでも磯村さんはうなずきながら応じ、「香貫山が好き」と優しく答えた。フォトセッションの時間には、間さんに促された磯村さんが「かいーの」のポーズをし、会場は大盛り上がりとなった。

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