体競うマッスルゲート浜松大会 鈴木さんが3部門V 

 国内外で店舗を展開するフィットネスクラブ「ゴールドジム」が主催する筋肉量やスタイルを競うコンテスト「マッスルゲート浜松大会」がこのほど、浜松市中区で開催され、浜松市東区の保育士鈴木沙織さん(35)が出場した全部門で優勝し、3冠に輝いた。「次は日本大会で優勝を」と闘志を燃やす。

小松トレーナー(奥)と日々のトレーニングに励む鈴木さん=浜松市中区のジム「Change」
小松トレーナー(奥)と日々のトレーニングに励む鈴木さん=浜松市中区のジム「Change」

 大会は6月18日、中区のアクトシティ浜松で開かれ、全国から参加した約320人が11種目で競い合った。鈴木さんは、健康的な肉体美を審査するウーマンズレギンスの35歳以下級と163センチ超級、筋肉量と体の絞り具合を比べ合うウーマンズレギンスフィットネス163センチ超級の3部門で美しく鍛え抜かれた体を披露し、全てで優勝した。
 2020年にオープンしたパーソナルジム「Change」(中区)に開業当初から通う鈴木さんは働きながら週3回ほど、合間を縫ってトレーナーの小松和芳さん(42)と二人三脚でトレーニングを続けてきた。大会に向けては3カ月前から減量などの本格的な準備を開始。トレーニングのほか、朝晩は有酸素運動で汗を流し、大好きなスイーツも禁止に。大会前までに体重約7キロを落として体を仕上げた。
 「大人になってから目標を持つ機会が減ったが、ボディーメークは目標を持つ大切さと楽しさを再認識させてくれる」と鈴木さん。各地で行われた同大会の覇者らが出場できる12月に千葉で開かれる大会「ゴールドジムジャパンカップ」への出場も控える。「筋肉の扱い方や見せ方をさらに勉強して磨き、優勝したい」と力強く語った。
 (浜松総局・北井寛人)

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