毎朝校門前でじゃんけん/鈴木さん あいさつ運動/長田西交通安全会 長年児童見守り実行章 小さな親切運動県本部
「小さな親切」運動県本部は13日、静岡市駿河区の長田西小周辺で長年あいさつ運動に取り組み、「じゃんけんおじさん」の愛称で親しまれている鈴木竹重さん(84)と長田西学区交通安全会に同校で実行章を贈呈した。
鈴木さんは、子どもたちに笑顔で一日を始めてほしいという思いから、毎朝校門前で登校してきた児童をじゃんけんで迎えている。同会のあいさつ運動とともに、10年余りにわたって活動を続けている。
同本部丸子地区支部長を務める増田直樹静岡銀行丸子支店長が、鈴木さんと同会の平野和彦会長(70)に実行章を手渡した。鈴木さんは「足が悪くなり引退も考えていたが、もう少し頑張ってみようかな」と笑顔を見せ、平野会長も「長年やってきたことが報われてうれしい」と喜びを語った。
(社会部・白鳥壱暉)