海開き 園児ら大はしゃぎ 牧之原・静波、さがらで安全祈願

 牧之原市の静波海水浴場とさがらサンビーチが14日、海開きを迎えた。開設期間は8月31日まで。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行してから初のシーズンを迎え、関係者がにぎわいの回復と海水浴場の安全を願った。

波打ち際を元気よく駆け回る地元園児ら=牧之原市のさがらサンビーチ
波打ち際を元気よく駆け回る地元園児ら=牧之原市のさがらサンビーチ

 両海水浴場では同日、安全祈願祭が開かれた。杉本基久雄市長をはじめ観光施設の関係者らが出席し、期間中の安全を祈った。今年は新型コロナに関する規制は設けず、2019年以来の通常態勢で海水浴客を迎える。杉本市長は「安心安全に加え、おもてなしの態勢が整った。多くの方々に訪れてほしい」と期待した。
 神事の後、さがらサンビーチでは地元園児らが初泳ぎを楽しんだ。日差しが照りつける中、波打ち際を元気いっぱいに駆け回り、水しぶきを上げてはしゃいだ。
 牧之原署は8月16日まで、トレーラーハウス型の派出所を両海水浴場に設置する。繁忙期には署員を増やし、水難事故や海水浴客を狙った犯罪の防止に向け目を光らせる。

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