甘い香り「ライオンメロン」品評会 田中さん(磐田地区)最高賞

 JA遠州中央は14日、温室マスクメロンの独自ブランド「ライオンメロン」の第30回品評会を磐田市のららぽーと磐田で開いた。1年で最も需要が高まる中元シーズンに合わせ、地元での認知度アップにつなげようと、初めて商業施設を会場にした。最上位の優秀賞には磐田地区の田中育夫さんが選ばれた。

ライオンメロンの外観などを審査した品評会=磐田市のららぽーと磐田
ライオンメロンの外観などを審査した品評会=磐田市のららぽーと磐田
投票後にライオンメロンの試食を楽しむ親子連れ=磐田市のららぽーと磐田
投票後にライオンメロンの試食を楽しむ親子連れ=磐田市のららぽーと磐田
ライオンメロンの外観などを審査した品評会=磐田市のららぽーと磐田
投票後にライオンメロンの試食を楽しむ親子連れ=磐田市のららぽーと磐田

 磐田、袋井両市の生産者18人が出品した。出荷先の関東や関西の市場関係者ら5人が形状やネットの張り具合、食味、糖度などを入念に審査した。通常審査とは別に、来店者100人にも外観の美しさで投票してもらい、最も得票が多かった磐田地区の鈴木昇さんが特別賞に輝いた。審査・投票後には出品されたメロンの試食や即売も行われた。
 ライオンメロンは甘い香りが強いのが特徴。日持ちする品種のため贈答向けの需要が高く、シンガポールにも輸出している。同JA園芸課は今年の出来について「ネットの張りが良く、甘みも十分にある」と説明した。
 そのほかの入賞者は次の通り。
 金賞 大石剛(磐田地区)▽銀賞 伊藤修(同)▽銅賞 鈴木昇(同)角ケ谷彦三(袋井地区)

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