浜松学院大生、B1三遠でインターン中 22日高校バスケ大会運営に汗 

 高校生向けのバスケットボール大会「フェニックスカップ in湖西」が22日、湖西市の市アメニティプラザで開かれる。バスケットボール男子Bリーグ1部の三遠ネオフェニックスのインターンシップに参加する浜松学院大男子バスケットボール部の5人が運営を担う。学生5人は「バスケの楽しさが再確認でき、笑顔あふれる大会になれば」と声をそろえる。

大会開催に向けて議論する浜松学院大男子バスケットボール部の学生=愛知県豊橋市
大会開催に向けて議論する浜松学院大男子バスケットボール部の学生=愛知県豊橋市

 インターン生はともに3年生の吉原良亮さん(21)、中村政皇さん(21)、辻本竜佑さん(20)、白井大成さん(20)、上村洸貴さん(20)。選手を支えるプロチームの業務を学ぼうと4月から、今大会の実施に向けて浜松市や愛知県豊橋市などで企業に協力を呼びかけたり、大会への参加を高校に募ったりと準備を進めてきた。
 大会コンセプトは「Have Fun(楽しんで)」で、浜松商高など6チームが参加する。「監督は選手への怒号禁止」「試合中選手が倒れたら、敵チームでも助ける」など特別ルールを設けた。吉原さんは「純粋にバスケに夢中になっていた始めたばかりの頃の気持ちを思いだしてもらい、選手も観戦者も笑顔になる大会にしたい」と意気込んだ。
 インターンは長年実施されてきたが今年は、大会には多くの企業や人が関わっていることを間近で学んでもらおうとより実践的にした。牛尾信介社長は「周りを巻き込みながらどのように目的に近づいていくかを必死で考えたことは、意義ある経験になったはず。これからも全力で将来に向き合ってほしい」と話した。
 (浜松総局・北井寛人)

 

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