浜名湖ガーデンパークへ船便計画、花博20周年、渋滞緩和 

 来春の浜名湖花博20周年記念事業で会場となる浜名湖ガーデンパーク(浜松市西区)周辺の渋滞緩和を図ろうと、静岡県や市などでつくる実行委員会は舟運部会を設けて湖岸3カ所と会場を結ぶ連絡船の運航を計画している。15日に部会の会員向けに試験運航を行った。

浜名湖ガーデンパークの桟橋から試験運航の船に乗り込む参加者=浜松市西区
浜名湖ガーデンパークの桟橋から試験運航の船に乗り込む参加者=浜松市西区
浜名湖花博2024における舟運予定航路
浜名湖花博2024における舟運予定航路
浜名湖ガーデンパークの桟橋から試験運航の船に乗り込む参加者=浜松市西区
浜名湖花博2024における舟運予定航路

 イベント期間中、JR弁天島駅付近(同市西区)、海湖館付近(湖西市)、浜名港向島物揚場付近(同)とガーデンパーク内の桟橋をそれぞれ結ぶルートを検討している。来場者は鉄道で弁天島駅から、または各寄港地そばの駐車場に車を止めて乗船し、会場に行けるようになる。
 試験運航はガーデンパークの遊覧船を使い、11人が浜名港まで往復した。片道20分程度でスムーズに往来できることを確かめた。実際の期間中は地元遊漁船などの協力を得て運航する。
 県の記念事業推進室の担当者は「今日は暑かったが、風を受けて湖面を走り、とても快適だと感じた」と話した。
 (浜松総局・宮坂武司)

 

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