J2清水と来季B2静岡、児童に技伝授 静岡で合同クリニック

 サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスと来季バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)に参戦するベルテックス静岡が17日、小学生対象の合同クリニックを静岡市葵区の市中央体育館で開いた。フォッサ・サッカーのまち市民協議会とエスパルス、ベルテックス、市が主催し、児童約60人がプロの手ほどきを受けた。

サッカーボールとバスケットボールをドリブルする児童=静岡市葵区の市中央体育館(写真の一部を加工しています)
サッカーボールとバスケットボールをドリブルする児童=静岡市葵区の市中央体育館(写真の一部を加工しています)

 サッカーはエスパルスの今泉幸広コーチ(53)と成田風真コーチ(25)の指導のもと、実践的なゲームで技術を磨いた。プレー中にボールを見ないで顔を上げ周囲の状況を把握することを学んだ。
 バスケットボールはベルテックスの竹原勝也育成ダイレクター(56)と大塚勇人選手(33)、山田安斗夢選手(24)が手のひらを使って強くボールをつくなどドリブルのコツを伝授。選手との1対1も行い、児童はプロの技に歓声を上げた。
 受講する競技を入れ替える「シャッフルクリニック」も実施。普段体験しない競技からスポーツの楽しさや多様性を学んだ。清水船越小5年の松沢桔平君(10)は「サッカーも違った面白さがあった。足を使うのが難しかった」と笑顔を見せた。
 (社会部・白鳥壱暉)
 
 

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