新遊具 心うきうき 静岡大付属幼稚園 クスノキ囲む見晴らし台

 静岡市葵区の静岡大付属幼稚園は18日、園舎東の林に新たに設けた「見晴らし台」のお披露目会を同園で開いた。園児や保護者ら約100人が参加し、「うきうきつりー」と園児が名付けた遊具の完成を祝った。

完成した見晴らし台からの眺めを楽しむ園児=静岡市葵区の静岡大付属幼稚園
完成した見晴らし台からの眺めを楽しむ園児=静岡市葵区の静岡大付属幼稚園

 ツリーハウスのような高所で遊べる遊具を園庭につくろうと、2年ほど前から教員や保護者が準備を進めてきた。完成した見晴らし台は大きなクスノキを囲むように設置。鉄骨の土台に2段のウッドデッキを張り、ネットのアスレチックや階段で上ることができる構造にした。お披露目会で年長児が見晴らし台の名称を発表し、「ここで遊ぶと虫や鳥と仲良くなれるよ。だから、うきうきする気持ちになるよ」と説明した。
 園児たちは順番に見晴らし台に上って眺めを楽しみ、「おままごとしたい」「ここで友達とも仲良くなりたい」と新たな遊具での遊び方に思いを巡らせた。
 柴田知江園長は「普段とは違う目線で自然豊かな環境を感じてほしい。学年を超えて遊べる場になれば」と願った。
 (社会部・吉田史弥)

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