さあ夏休み! 熱中症、感染症に気を付けて満喫を 静岡県内小中学校で終業式や集会

 静岡県内の小中学校で21日、終業式や夏休み前の集会が開かれた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行して初の夏休み。各校とも、児童生徒がコロナや夏風邪などさまざまな感染症に気を付けて夏を満喫できるよう、生活上の注意事項を念入りに伝えた。

夏休みの過ごし方について、担任から説明を受ける児童=21日午前、静岡市葵区の伝馬町小(写真部・二神亨)
夏休みの過ごし方について、担任から説明を受ける児童=21日午前、静岡市葵区の伝馬町小(写真部・二神亨)

 静岡市葵区の伝馬町小は体育館に全校児童を集め、夏休み前集会を開いた。見城秀明校長は4月からの思い出を写真で紹介し、「夏休み中には地域の人や親戚の人など、大勢の人と交流してください」と呼びかけた。集会は熱中症対策で扇風機を使ったり、校歌斉唱を1番の曲で終えるなど短時間化を図ったりした。
 初めて夏休みを迎える1年生のクラスでは、児童がわくわくした様子で教員の話を聞いた。交通事故防止の指導に続き、感染症や熱中症を防ぐために何が必要かを問われた児童は、「こまめな手洗い」「運動前に水を飲むこと」などを挙げ、注意事項が書かれたプリントに丸印を付けて確認した。

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