「手ぶらでBBQ」再始動 沼津・門池公園内 コロナ5類移行で定員拡大

 沼津市の門池コミュニティ推進委員会が22日、同市の門池公園内の門池地区センターで気軽にバーベキューが楽しめる本年度の「手ぶらでBBQ」を始めた。市とのパークマネジメント協定に基づいた事業で、新型コロナウイルス禍でも工夫を凝らして続けてきたが、新型コロナの感染症法上の5類移行も踏まえ、本格的に再始動する。

「手ぶらでBBQ」を楽しむ利用者=沼津市の門池地区センター
「手ぶらでBBQ」を楽しむ利用者=沼津市の門池地区センター


 手ぶらでBBQは2019年から同委員会が、地域資源を活用しながらビジネス的手法で課題解決する「コミュニティービジネス」の一環として始めた。食材費や機材のレンタル料込みの値段でバーベキューが楽しめる。コロナ禍の3年間は受け入れ人数を減らすなど規模を縮小して続けてきた。
 再始動に合わせ、定員を1日3テーブルから5テーブルに増やした。初日に利用した同市の山崎悦子さん(74)は「去年も利用した。手軽にできて助かる」と仲間と楽しんだ。同推進委で門池地区連合自治会の福田和男会長は「付加価値をつけていきながら、長く事業を続けていきたい」と話した。
 開催日は8月20日までの土、日曜と祝日(5、6日は除く)。利用料金は1テーブル4人で2時間9千円。申し込みは川島さん<電090(6097)9650>へ。
 (東部総局・尾藤旭)

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