バスケの技 B1 三遠選手に学ぶ クリニックに小中学生180人 磐田

 バスケットボール男子Bリーグ1部の三遠ネオフェニックスと県バスケットボール協会は26日、子どもたちに基礎の技術や楽しさを伝えるクリニックを磐田市壱貫地の豊岡体育館で開いた。県内外の小中学生計約180人が実践で役立つテクニックを習得した。

ドリブルをしながらディフェンスをかわす児童=磐田市壱貫地の豊岡体育館
ドリブルをしながらディフェンスをかわす児童=磐田市壱貫地の豊岡体育館

 佐々木隆成、山内盛久両選手と大村将基コーチが講師を務めた。約100人が参加した小学生の部では、大村コーチらがドリブルで重視することとして①足幅を意識②身体のバランスを取る③目線を上げる-の3点を挙げた。児童らは教わったことを意識しながら身体を動かし、ディフェンスをかわす練習などに汗を流した。
 選手に質問するコーナーでは「ミドルシュートのこつは」との問いに、佐々木選手が「シュートの方向がぶれないよう、左手(利き手と逆の手)が横に動かないように意識している。反復練習も大切」と答えた。小学1年からバスケットボールを始めた納谷佳歩さん(10)は「ドリブルのポイントを知ることができて良かった。学んだことを実践する」と話した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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