「うなぎダンス」 踊って 蒲焼き アグレミーナ浜松 得点時に披露 浜松湖南高生ら企画 SNS投稿で毎月1人に

 地元特産のウナギをPRするため、浜名湖養魚漁業協同組合(浜松市西区)と浜松湖南高(同区)の生徒で立ち上げた「浜名湖立うな重高校うなぎ部」と、同市を拠点に活動するプロフットサルチーム「アグレミーナ浜松」は、同チームのゴールパフォーマンス「うなぎダンス」を踊った動画投稿を募集する企画を始める。期間は9月からの1年間を予定し、投稿者から毎月1人に抽選でウナギの蒲(かば)焼きを贈る。

アグレミーナ浜松の選手にうなぎ弁当や蒲焼きを手渡した生徒ら=浜松市西区の浜松湖南高
アグレミーナ浜松の選手にうなぎ弁当や蒲焼きを手渡した生徒ら=浜松市西区の浜松湖南高


 浜名湖の養殖ウナギの魅力発信や、同チームの地域貢献が目的。企画で、同ダンスを「踊ってみた」動画を募集する。「うな重高校」のSNSに投稿される生徒のダンスを参考に、動画をインスタグラムなどのSNSに投稿し、応募フォームにも動画URLを送ることで参加できる。投稿には「#アグレミーナうなぎダンス」を付ける。
 うなぎダンスは、アグレミーナ浜松が湖西市出身の芸人らとともに5月に考案した。シュートを決めた選手がうちわをあおぐ人、他の選手3人が泳ぐウナギの動きを表現する。他にもサンショウを振りかける役や、デンキウナギになるパターンもある。
 27日、企画開催を祝して、同校を訪れたアグレミーナ浜松の選手9人と高橋優介監督に、うなぎ弁当20食と蒲焼き20枚が贈られた。1年生の立石悠貴さん(15)は「ダンスで使う音楽作曲を友人に頼んだ。浜名湖ウナギを知ってもらい、みんなが笑顔で踊ってくれたら」と話した。
 (浜松総局・日比野都麦)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞