患者を心から支えたい 高校生37人 看護師の仕事体験 富士宮市立病院

 富士宮市立病院で27日、県看護協会と県ナースセンター主催の高校生一日ナース体験が開かれ、富士、富士宮両市の高校3年生37人が患者に寄り添う気持ちの大切さを現役看護師から学んだ。

体験を終えて感想を発表する高校生=富士宮市立病院
体験を終えて感想を発表する高校生=富士宮市立病院

 生徒は2人ずつ看護師に付き、日頃の業務を見学した。看護師が検温などをしながら患者と積極的に会話する姿を見て、体調の変化を常に気にかける姿勢を吸収した。実際に患者の体を洗う仕事を手伝う経験も積んだ。
 生徒たちは、患者が転ばないように周囲に気を配る看護師の姿に感心し「患者の心を考えられる看護師になれるように、勉強を頑張りたい」と決意を新たにした。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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