磐田の家康公ゆかり 巡ろう 市が地図製作 城之崎城跡など21カ所紹介 「大河ドラマをきっかけに」

 磐田市は、大河ドラマ「どうする家康」にちなみ、市内21カ所の徳川家康ゆかりの地を紹介した地図「家康公ゆかりの地MAP」を1万部製作した。市民に周知するとともに、ドラマ放映をきっかけに訪れる観光客の周遊を促す。市役所やJR磐田駅前観光案内所などに配架している。

「家康公ゆかりの地MAP」を紹介する担当者=磐田市役所
「家康公ゆかりの地MAP」を紹介する担当者=磐田市役所


 地図は縦21センチ、横60センチの折りたたみ式。家康が築造途中で放棄した“幻の城”城之崎城跡(磐田城山球場)や、武田軍の侵攻から激しい撤退戦を繰り広げた一言坂の戦跡など、写真入りで地図上に落とし込んだ。
 21カ所のうち12カ所は、市公式ユーチューブ「磐田TV」で、見どころや家康にまつわるエピソードを視聴できる。ほかにも、家康が好んだとされる鯛や旬の地元食材を使った「家康御膳」を提供する和食処なかや(同市上野部)をはじめ、家康グッズが購入できる店舗などを記載している。
 (磐田支局・崎山美穂)

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