神島公園の愛称「川の駅伊豆城山」に 伊豆の国でフォーラム

 伊豆の国市の狩野川河川敷で整備が進む「狩野川神島公園」が今秋オープンするのを前に、市と公園を指定管理する「JM(ジェイエム)」(東京都)は29日、「供用開始予告フォーラム」を同市古奈のアクシスかつらぎで開いた。6月から市民らを対象に募集し、189作品の応募があった同公園の愛称が「川の駅伊豆城山(じょうやま)」に決まった。

意見を交わす山下市長ら=同市古奈のアクシスかつらぎ
意見を交わす山下市長ら=同市古奈のアクシスかつらぎ

 市民ら約200人が参加。一橋大の米倉誠一郎名誉教授が「日本一のかわまちづくり」と題して基調講演した。米倉名誉教授をコーディネーターに山下正行市長をはじめとした5人のパネリストが「地域を元気にする人たちによるかわまちづくりへの期待」をテーマに意見を交わした。
 山下市長は「近隣の市町と連携し、外国人も多く訪れるような日本一の公園にしたい」とし、JMの大竹弘孝社長は「子どもたちを中心に家族で楽しめる公園にする」と話した。
 愛称が採用されたのは同市寺家の北岡正治さん(74)。公園付近の城山は一度見たら忘れられない景観で、伊豆を代表する山だとして名付けたという。北岡さんは「これらを機に伊豆半島が盛り上がってほしい」と話した。
 同公園は10月1日にオープンする予定。広さ14・1ヘクタールで、遊具やキャンプ、ドッグランなどのエリアを設ける。

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