静岡北高チア部 夢の舞台へ 創部17年 「ノーミスで演技」

 静岡北高チアリーディング部が6月に地区予選の関東大会を突破し、2007年の創部以来初めて最大規模の大会「ジャパンカップチアリーディング日本選手権」(日本チアリーディング協会主催)への出場を決めた。8月17~20日に都内で開かれる夢の舞台に向け最終調整している。最後の大会となる3年生メンバーは「笑って終わりたい」と全力で臨む。

夢の舞台に向けて気持ちを高める部員=静岡市葵区の静岡北高
夢の舞台に向けて気持ちを高める部員=静岡市葵区の静岡北高


 同選手権での種目は持ち時間2分半の自由演技競技。組み体操のような技「スタンツ」やジャンプ、ダンスなど五つの要素を取り入れた演技を展開する。選手権では3年生のメンバーが希望する技を新たに構成に取り入れ、一つ一つの動きに磨きをかけている。顧問の山口真理子さん(28)は「選手権出場はゴールではないと伝えた。来年以降につながるよう、ここをスタートに頑張ってほしい」と期待を込める。
 目標は準決勝進出。3年生の保延若希さん(17)は「先輩たちが目標にしてきた大事な大会。ノーミスでやりきりたい」と気を引き締め、村瀬沙姫さん(18)は「これまで支えてくれた人たちに感謝を伝える2分半にしたい」と意気込む。
 (社会部・吉田史弥)

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