長泉北がＶ４ 浜北北部にコールド勝ち 静岡県中学総体ソフトボール
静岡県中学校総合体育大会（静岡新聞社・静岡放送後援）は３１日、ソフトボールなどを行った。ソフトボールは昨夏全国３位の長泉北が１２－４の５回コールドで浜松浜北北部を退け、２０１９年から４大会連続優勝（２０年は中止）を飾った。卓球男子団体は浜松修学舎が制した。
▽２回戦
浜松浜北北部 １４―８ オール長田
菊川西 ６―２ 長泉
浜松北星 ３―０ 磐田城山
富士宮富士根南 ４―３ ふじっぴーず
浜松細江 ３―０ 函南・函南東
掛川桜が丘 ４―２ 袋井
長泉北 ９―１ 藤枝高洲
三島北 １―０ 富士宮四
▽準々決勝
浜松浜北北部 １２―６ 菊川西
富士宮富士根南 １５―６ 浜松北星
浜松細江 ２―０ 掛川桜が丘
長泉北 ３―２ 三島北
▽準決勝
浜松浜北北部 １７―７ 富士宮富士根南
長泉北 １―０ 浜松細江
▽決勝
長泉北 １２―４ 浜松浜北北部
序盤猛攻で一挙６点
４連覇が懸かる長泉北と、準決勝までの４試合で計４６得点の浜松浜北北部。実力校同士がぶつかった決勝で強さを見せたのは昨夏全国３位の長泉北だった。二回に打者一巡の猛攻で一挙６点を奪って主導権を握った。１点を追う二回２死満塁、水口が真ん中に入った３球目を左越えに運んだ。「外野を越える打球はなかなか打てなかった」という３番打者の走者一掃の二塁打で一気に逆転。これで勢いづいた打線はさらに３点を加えた。
素振りは毎日最低５００回。多い日は千回を超えた。「昨日の２、３回戦は打撃が不調でエラーもあった。決勝の重要な場面。チームのために絶対に打つと強い気持ちだった」と振り返る。
新チームは全員が中学からソフトボールを始めた。全国で活躍した先輩たちと比べ、なかなか足並みがそろわない時期もあったが、「この大会を勝ち進みながら、ついに一つになれた」と主将小山。「東海大会を突破し、全国は全員で楽しみながら勝ち進む」と高みを目指す。
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