繁華街警戒を強化 静岡中央署、毎日パトロール
静岡中央署は1日、夏季繁華街総合対策を静岡市葵区の中心街を対象に始めた。31日までの毎日、署を挙げて夜間を中心にパトロールを強化し、安心安全な環境の確保に努める。
新型コロナウイルス禍前の人出が戻りつつあり、8月はお盆の時期を中心に繁華街がにぎわうため、集中的に実施する。制服と私服の警察官計8人が連日、パトカーも使って両替町や紺屋町などの繁華街を巡回し、客引きや違法駐車の取り締まりのほか、非行少年やスケートボード利用者などへの警戒も行う。
同署によると、管内の繁華街では週末を中心にけんかや酔っぱらいなどの事案が増えるという。同区七間町の同署青葉通交番前で開いた出発式で、及川博行署長は「市民や観光客が安心して歩けて、街のイメージがさらに良くなるようにしてほしい」と署員に呼びかけた。
(社会部・小沢佑太郎)