月川、金沢川の土砂除去へ 沼津市浮島地区 9月上旬から作業

 沼津市は9月上旬から、6月の大雨で土砂が堆積したいずれも浮島地区を流れる沼川水系の月川と金沢川で土砂を除去する。

6月の大雨で土砂が堆積し、草が生い茂っている月川=沼津市井出
6月の大雨で土砂が堆積し、草が生い茂っている月川=沼津市井出

 月川は約740メートル、金沢川は約360メートルの区間で行い、それぞれ千立方メートル、770立方メートルの土砂を重機で取り除く計画。
 両河川は6月2~3日の大雨で、木や竹などが入り込み、川の流れが悪くなっていた。応急措置として流木などを撤去したが、今後の大雨で河道がふさがるのを防ぐため、生い茂っている草や土砂を取り除く。
 青木栄一農林農地課長は「水田が長期間冠水した場合に被害が大きくなる稲の収穫期前に土砂を除去し、河川機能の回復に努めたい」とした。
 (東部総局・尾藤旭)

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