車内置き去りNO! 子ども事故防止へ啓発 静岡駅で県職員ら

 静岡県は4日、熱中症の危険性が高まる夏の時期に合わせ、子どもの車内置き去り事故防止に向けた街頭キャンペーンをJR静岡駅で行った。

チラシと啓発品を配り、子どもの車内置き去り事故防止を訴える職員(左)=4日午前、JR静岡駅
チラシと啓発品を配り、子どもの車内置き去り事故防止を訴える職員(左)=4日午前、JR静岡駅

 昨年9月に牧之原市で起きた送迎バス園児置き去り死事件を受けて実施した。県警も協力し、職員ら15人が改札口の前で通勤客や親子連れにチラシと啓発品を配り、防止を訴えた。
 県が独自に作成したチラシでは、気温35度の炎天下の車内はエンジン停止後15分で熱中症指数が危険なレベルに達することなどを紹介。啓発品にも「こどもを車内に置いていかないで」などとメッセージを掲載した。
 5日は富士宮市、8日は浜松市でも実施する。鈴木安由美こども未来課長は「子どもを車内で死亡させてしまうような事故を二度と起こさないよう、県全体で取り組んでいきたい」と話した。

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