姉妹都市提携60年祝う 沼津市と米国・カラマズー市 中学生が互いの町PR

 沼津市は5日、米国・カラマズー市との姉妹都市提携60周年を祝う記念式典・交流会を同市のプラサヴェルデで開いた。オンライン形式で実施し、両市の中学生が互いの町の文化や魅力を紹介し合った。

市内の観光地や食べ物を紹介する生徒=沼津市のプラサヴェルデ
市内の観光地や食べ物を紹介する生徒=沼津市のプラサヴェルデ

 計24人がグループごとにプレゼンした。沼津の観光地を題材にしたグループは、新鮮な魚を食べたり釣りを楽しんだりすることができる沼津港や、市内を一望できる大型展望水門「びゅうお」、特産品の寿太郎ミカンを取り上げた。カラマズー市の中学生は、図書館や公園をPRした。
 両市は1963年7月に姉妹都市提携を締結。以来、市民訪問団や交換留学生の派遣など、活発な交流を続けてきた。沼津市の頼重秀一市長は「言葉や文化の違いを超えて築いた友情は大変強固なもの。60年にわたる交流を盛大に祝うことができてうれしく思う」とあいさつした。

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