DNA取り出しに挑戦 沼津でこども夏だいがく 実験や工作楽しむ 6日まで

 子ども向け体験イベント「こども夏だいがく2023」(静岡新聞社・静岡放送、プラサヴェルデ運営共同事業体主催)が5日、沼津市大手町のプラサヴェルデで始まった。6日まで。県東部の高校7校による実験やものづくりのブースが並び、子どもたちはドキドキしながら科学と化学の楽しさや奥深さに触れた。

イチゴのDNAを取り出す実験に取り組む子どもたち=沼津市大手町のプラサヴェルデ
イチゴのDNAを取り出す実験に取り組む子どもたち=沼津市大手町のプラサヴェルデ

 沼津東高科学部のブースはイチゴのDNAを取り出す実験を行った。子どもたちはイチゴと塩水、洗剤を混ぜてDNAを塩水に溶かした。講師がエタノールを入れた後、表面に浮かんだDNAを箸で取り出した。
 市立開北小4年の比嘉桃香さん(9)と平林璃子さん(9)は「想像できなかったDNAの形を知れて良かった。バナナでもやってみたい」と喜んだ。各高校の生徒が講師を務めた。
 初めてステージを設け、縄跳びで体力づくりの方法を紹介する教室や沼津東高生によるサイエンスショーを行った。ペットボトルを使った万華鏡作りやラグビー体験など協賛企業のブースも人気を集めた。
 6日は午前10時~午後4時。

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